義歯(入れ歯)

入れ歯でお悩みの患者様へ

 「痛い」「噛めない」「外れやすい」とお悩みの患者様へ

"硬い"入れ歯を長期間使用すると歯ぐきの骨がやせ細ってしまうことがあります。
※歯ぐきの骨の減り方には個人差があります。

歯ぐきにあたる面が硬い入れ歯を長期間使っている患者さんのなかには、歯ぐきがやせ細ってくる方が多く見られます。

硬い入れ歯によって歯ぐきに過度な負担をかけすぎたり、逆に全く刺激が伝わらなかったりすることが、歯ぐきの骨がどんどんやせ細ってしまう原因のひとつだといわれています。

歯ぐきの骨がやせ細ると、入れ歯が合わなくなったり、体へのさまざま悪影響が心配されます。いつまでも元気な歯ぐきを保って健康でいるためにも、入れ歯をご使用になる場合は、歯ぐきを守ることをぜひお考えください。


▶ 硬い入れ歯が歯ぐきに与える負担

ぐきは、右の図のように歯槽骨という骨とそれを覆う咀嚼粘膜という柔らかい粘膜でできています。いつまでも健康な歯ぐきを保つためにも、粘膜と骨を保護することが重要です。ところが、硬い入れ歯を使い続けることで、この粘膜と骨に大きなダメージを与えてしまうと考えらています。

▶ 粘膜がダメージを受ける原因
歯槽骨(歯ぐきの骨)の形は、ギザギザしていたり尖っていたりと、均一な形状ではありません。
粘膜は、そうした尖った骨と硬い入れ歯に挟まれており、咀嚼(噛みしめること)によって大きなダメージを受けています。

硬い床の上に座布団を敷かずに素足で正座すると、ゴツゴツした骨があるところが痛くなりませんか?それと同じ状態が粘膜に起こっているのです。

粘膜は他の皮膚と違い、角質化してタコができたり硬くなったりしませんので、痛みを放っておくと炎症の原因となるとともに、粘膜中の血流障害(止血状態)や新陳代謝障害を引き起こす原因になるといわれています。

▶ 歯ぐきの骨(歯槽骨)がやせ細る原因
粘膜には薄いところと厚いところがあります。粘膜が薄い箇所では下の骨に過度な力が加わりやすく、結果として骨は退縮してしまうことがあります。退縮とは、常に強い力を与え続けられた骨がやせ細ることを指します。
逆に全く刺激が伝わらない箇所の骨は、廃用萎縮を起こし、同じように歯ぐきの骨がやせ細っていきます。
半年もベッドで寝たきりになっていると、足の骨が細くなってしまうのと同じ現象です。
この退縮や廃用萎縮など、骨がやせ細っていくことを骨吸収といいます。
骨吸収を防ぐためには、歯ぐきに強すぎず弱すぎない適度な刺激を伝えることが重要だと考えられています。

入れ歯が出来るまで

歯を失ってしまった場合に従来から行われてきた治療が義歯(入れ歯)治療です。従来の入れ歯は発音の不具合や違和感、見た目の悪さなどといったさまざまな問題がありました。しかし、現在では技術の発達によって、より快適に使用できる入れ歯が製作できるようになりました。

入れ歯作成の流れ

各種取扱い装置・付属品 等

■コンフォート

~歯ぐきの健康と噛み心地を考えたいればの新技術~

「痛い」「噛めない」「外れやすい」とお悩みの方へ。
コンフォートは、あなたの歯ぐきをやさしくまもります!




1・歯ぐきを守る!

歯ぐきをやさしく保護
コンフォートは歯ぐきの座布団。硬い入れ歯と歯茎の間でクッションの役割を果たし、デリケートな歯ぐきをやさしく保護します。
硬い入れ歯による歯ぐきのトラブル(歯ぐきの血流障害など)を緩和します!

2・痛みを和らげる!
クッション素材で痛みを軽減
コンフォートは入れ歯の歯ぐきにかかる圧力を軽減し、噛んだときの痛みを和らげます。
もう食べるものを選ばなくても大丈夫。硬い物でも、しっかり噛めるので、食欲もよみがえります!

3・外れにくい!
抜群の吸収力
生体用シリコーンの適度な弾力が吸盤のような密閉性を生み出し、噛むときに発生するアゴの横の動きにも抜群の吸着性を実現します。

食事のときや話をするときに外れにくくなります。また、入れ歯と歯ぐきの間に食べ物が詰まりにくくなります! 

■ナチュラルデンチャー

従来の入れ歯の常識をくつがえす、次世代の入れ歯

●金属を使用しない自然な入れ歯
●フィット感に優れている
●自然な装着感
●柔軟性があるため破折しにくい

◇ナチュラルデンチャーの特徴◇
患者さんに合わせた強度、弾性で作成しますので、今まで気になっていた「金属バネのある部分」を、歯ぐきに近い色を使用した樹脂で作ることが可能になります。
また、従来の材料と比べ寸法精度も格段に優れている入れ歯ができます。
ナチュラルデンチャーをしようすると、入れ歯をしていることも目立たなくなります。
非常に薄く軽いので、快適で違和感のない生活ができます。
また、おでかけ用のもぴったりです。
ナチュラルデンチャーで、自信をもって笑うことができるようになります。


■ノンクラスプデンチャー

健康な歯に入れ歯を固定するための金属製のバネ(クラスプ)を使用しない入れ歯です。目立たず、金属アレルギーの心配もなくなります。薄く作ることができるため、違和感も減少します。

■金属床

歯茎に接触する部分(床)が金属で作られた入れ歯です。薄く作れるため違和感が少なく、熱を通しやすいため食事がより楽しめるという特長があります。

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